モルモットを飼い始めた人がよく誤解してしまうことがあります。

それは、モルモットをハムスターと同様の種類だと思ってしまうことです。

モルモットはハムスターと同じく「ネズミ科」ですが、ハムスターは雑食性なのに対して、 モルモットは草食性なのです。

何でも食べるハムスター用のえさを、モルモットに与えてはいけないのです。

ハムスターが好物とするヒマワリの種はモルモットは食べませんし、 絵本の世界のネズミが好んで食べるチーズも、モルモットには与えてはいけないのです。

モルモットのえさは草食、つまり野菜を中心に与えます。

特にモルモットのえさで重要なのが、ビタミンCを多く含んだエサです。

体内でビタミンCを作ることができませんので、 食べることによって体内にビタミンCを取り入れます。

モルモットが体調を崩していまう原因のほとんどが、 ビタミンCの欠乏に関係している場合が多いです。

ビタミンC不足にならないように、注意してあげることが必要です。

えさだけでビタミンCがきちんと補えているか不安でしたら、 モルモット用のビタミン剤を与えることをおすすめします。

モルモットに必要なビタミンCの量は個体差もあり難しいので、週に2~3回位、 ビタミンCを飲水に混ぜて与えるという方法もあります。

ビタミンCを与えることを習慣にして、忘れないようにすることが、 モルモットの体調管理には大切です。

また、モルモットは牧草を好んで食べます。

牧草には食物繊維と栄養素が豊富に含まれているので、えさの一部として与えます。

歯の伸びすぎを防いでくれる効果もあります。

牧草の種類によっては、タンパク質と共にカルシウム含有量が高いものがあります。

そういった種類を大人のモルモットに過剰に与えてしまうと、尿結石の原因となることがあるので、 注意が必要です。

モルモットのえさに適した野菜とそうでない野菜

モルモットのえさにはペレットの他に、ビタミンCが豊富な生野菜を与える必要があります。

モルモットに適している野菜と、そうでない野菜があります。

一見ビタミンが豊富そうなほうれん草は、アクが強いので与えないほうが良いです。

ほうれん草はアクが強いので与えないほうが良いですが、小松菜は与えても大丈夫です。

見た目は似た野菜ですが、小松菜の方はアクが少なく、 ビタミンも多く含んでいるので適しています。

他にモルモットにおすすめの野菜はパセリです。

パセリはビタミン・ミネラルが多く含まれていて、病気の予防効果があり、 免疫力を高めてくれます。

また、鉄分や物繊維なども多く含まれていて、ビタミン・ミネラル・食物繊維等の 栄養素が野菜の中で特に優れていますので、特にモルモットに与えたほうが良いえさなのです。

逆にモルモットに適していないえさの野菜があります。

犬や猫と同様にモルモットもネギ類は与えてはいけません。

犬や猫に比べて、身体が小さいモルモットは、例え少量のネギ類であっても、 重篤な中毒症状を引き起こしてしまう場合があります。

また、ジャガイモの芽にも気をつける必要があります。

ジャガイモはビタミンCが破壊されることを守ってくれるのえさとしては良いのですが、 芽には毒がありますので必ず取り除いてから与えます。

その他にも、レタス、きゅうり等をえさとして好んで食べますが、これらの水分量が多い野菜は、 あげすぎると下痢症状になるケースがありますので、あげる量に注意します。

生野菜をえさとしてあげる場合には、食べ残しの処理をきちんと行うことが重要です。

特に夏場は、食べ残した細かいえさが腐ってしまい、 それを食べてお腹を壊してしまうことがありますので、食べ残しは綺麗に片付けることが重要です。